ソヨゴを皆さんご存知ですか?今大人気の植木です!!なぜ人気なのでしょうか?
それは
①緑のつやのある葉で常緑のため落ち葉が少ないのでお掃除が比較的簡単
②成長が遅い(緩やか)ので将来大木になって困ってしまうことが無い
③かわいらしい小さな花が咲き秋になると小さな赤い実をつけるのでとても愛らしい
以上に点が人気の秘密です。
しいて言えばもう一つ・・・
洋風の庭、和風の庭どちらにもマッチするんです!!これも人気の一つかもしれません。
それではいかに、弊社の新植現場作業の写真とともに『失敗しないソヨゴの新植方法』を解説してまいりいます!
今回マンションの入り口にソヨゴを新植しました
今回、渋谷区にある、某マンションの入り口、これはとても重要な場所ですよね。
押して図るべくもなく、
〇オーナー様は満室にしたい
〇入居者はなるべくきれいなところ、快適なところに住みたい
初見の印象をよくするのはとても大切なことですね。そこで生かし切れていない植栽スペースを活用し、ちょっと和風の景観を作りました。素敵な景観を作ることができたのかと思っております。
作業前の状態
植穴堀り
まず、最初の作業は植穴を作ります。今回、延長8m、幅50cmのスペースに3本のソヨゴを新植します。 ここでポイントです。写真にあるように掘り返した後に計測をし目安をつけて植えつけ位置を確認します。 これをしないと後で位置がずれてたなど、やり直すケースが出てきてしまいます。
新植する場所を決定し、延長1m、幅50cm、深さ40cmのスペースを堀下げます。
3か所、掘り下げます。
今回、深さ40cmのところにコンクリート基礎があり、これ以上掘り下げられない為、深さは40cmとなりました。 また、施工の際、なるべく汚れないよう、ブルーシートなどで養生し、作業を行います。 この日はあいにくの雨でしたが、最小限の汚れで済むように作業を行います。 堀下げが完了したら樹木の立込みの前に、植穴底の土を柔らかくし、根鉢を安定させるため中央部を高く仕上げます。
②立込みと植付け
次に樹木を植穴に立て込みます。※立込みとは、植穴に樹木を設置し、位置を決めることです。 樹木の表、裏をしっかり見極め、見栄えが最もよくなるように調整します。 ここでのポイントは樹木の位置です。樹木が成長したときに近隣に枝が越境してしまうなどのトラブルを避けたいですよね。 「植え付けの位置、向きを調整する」これは重要なポイントです。
樹木を調整したら、埋め戻します。黒土、バーク堆肥、赤玉を混ぜながら埋め戻します。
鉢の周囲に土が密着するよう、棒でつつきながら、隙間ができないように慎重に行います。
水鉢を切り、水をたっぷり溜め、鉢の周囲に土が密着するように棒でつつき樹木を左右にゆすって、泡が出なければOK!
※水鉢とは、根鉢の大きさ程度に土で周囲を盛り上げ、地中にしっかり水が浸透するように水がたまるよう、土手を作ることです。
泡が出るということは、まだ空気が抜けていない証拠です。空気が抜けていないと根鉢と土が密着しませんからね!
最後に黒土を追加し、植付けは完成です
③支柱の設置、防草シートの設置と玉砂利敷き
今回、スペース、見栄えを考慮し、竹一本の支柱を設置します。
雑草対策として防草シートを設置します。防草シートを敷くことによって雑草を抑制できるので、草むしりで腰が痛い、草むしりの時間がないなど、めんどくさいから解放されます。
白玉砂利を敷きます。玉砂利に水をかけ、きれいに仕上げます。
完成です!
殺風景だったスペースがよみがえりましたね!
ビフォー(左) アフター(右)
空いたスペースを活用し、新植を行ったことで、マンションの入り口の印象がガラッと変化しました。
今回、防草シートでの雑草対策もしておりますので、雑草に悩まされることもありません。 お庭やエントランスなどの印象を大きく変化させる一つの方法としてこのような樹木の新植や、玉砂利などを利用する方法は効果的だと思います。
ぜひ、イージーオーダーガーデンにご相談ください。半年後、1年後の状況もアップして、まいります。お楽しみに!!